限られた人だけが訪問可能な在宅高齢者向け玄関解錠システム、SYNCHRO(シンクロ)が開発

高齢化が急速に進む日本では、高齢者施設だけではなく在宅での介護の重要性が高まる。在宅で高齢者を介護するときに課題になるのは、適切な訪問者だけを招き入れる訪問者管理だ。こうした課題の解決を目指してSYNCHRO(シンクロ)は、玄関解錠自動制御システムを開発し、試作機が完成したことをアナウンスした。
 
システムは、「AIコンシェルネットシステム」と名付けた。許可された介護や医療の関係者には玄関を開き、その他の訪問者には門戸を閉ざすといった鍵の解錠管理を、高齢者自身に代わって遠隔から行えるようにする。具体的には、SYNCHROが2001年の創業から生体認証入退室システムで培った本人認証技術と、通信ネットワーク上の高いレベルのセキュリティを実現する「KATABAMI」技術を用いた。AIコンシェルネットシステムを用いることで、在宅介護訪問サービスなどを受ける決まった時間だけ玄関を解錠し、その他の時間は施錠するといった管理を自動化でき、安全・安心な生活の基盤を整えることにつながる。
 
AIコンシェルネットシステムは、2019年12月からユニマット リタイアメント・コミュニティの定期巡回・随時対応型訪問介護サービスで実証実験を行ってきた。SYNCHROでは今後、訪問サービス以外にも、ホームセキュリティなどの用途で警備関連企業などとの連携も視野に入れている。このシステムの開発には、東京都中小企業振興公社の「平成30年度第2回革新的サービスの事業化支援事業」の助成金が活用されている。
 
リリース詳細はこちらhttps://www.udc-synchro.co.jp/doc/20201216news.pdf