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サイバートラスト 、マイナンバーカードなどで本人確認が可能となる「iTrust 本人確認サービス eKYC ライブラリ」の Windows 対応版を提供開始

サイバートラストは、ビジネスプロセスのデジタル化を促進するトラストサービス 「iTrust(アイトラスト)」シリーズの「iTrust 本人確認サービス eKYC ライブラリ」について、 Microsoft Windows(以下、Windows)対応版を 、2021 年 6 月 25 日からサービス開発事業者やサービス提供事業者向けに提供している。

これまで「iTrust 本人確認サービス eKYC ライブラリ」は 、Android および iOS に対応 ※1 していた。ユーザーのスマートフォン・アプリケーションに組み込んで利用することで、簡素かつ確実に本人確認を実現してきた。今回、窓口業務などさまざまなシーンでのデジタルトランスフォーメーションを進めるために、 Windows デバイスで動作するサービスの提供も始めた。これにより多様な環境で、サービス事業者の業務効率向上と、セキュアで厳格な本人確認による信頼性向上が可能となる。

これまでも携帯電話・各種保険の契約や口座開設などの本人確認業務で、マイナンバーカードや運転免許証の原本を利用した本人確認業務のデジタル化のニーズが増加していた。それが非対面でも、当該個人が確実に本人であることを証明でき、サービス提供側も本人確認がAndroid や iOS だけでなく、Windowsデバイスでも可能となる。

たとえば、窓口業務用のWindowsデバイスやATMなどの端末(いわゆるWindows Embedded)で本人確認を行う場合に、本人確認業務をデジタル化したい事業者が、アプリケーションにこのライブラリを組み込むことで、厳格な本人確認とデジタル完結が可能になる。

「iTrust 本人確認サービス eKYC ライブラリ」は、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)との契約に基づいてサイバートラストが独自に開発した機能で、本人確認のデジタル完結を実現する「iTrust 本人確認サービス」のオプションサービスである。本ライブラリをユーザーのアプリケーションに組み込むだけで、J-LIS が提供している「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」( ※2) を別途ダウンロードおよびインストールすることなく利用できる。マイナンバーカードを用いた公的個人認証による本人確認が可能となり、利用者の利便性を格段に向上する。さらに運転免許証や在留カードの IC チップ情報の読み取りと、読み取った情報の署名検証による真贋判定による偽造防止によって、券面情報を用いた厳格な本人確認を支援できる。

<対応する Windows のバージョン>
Windows 7
Windows 10(32 ビット /64 ビット)

サイバートラストは、より幅広い端末で「iTrust 本人確認サービス eKYC ライブラリ」の利用を可能にし、さまざまなシステムと連携して、オンラインでの確実な本人確認のデジタル完結を支援するとしている。

※1 「iTrust 本人確認サービス eKYC ライブラリ」は、Android 5.0 以上の NFC 搭載端末(要 Type-B 対応)、および iOS 13 以上 /iPhone 7 以降に対応。2021 年 6 月 25 日より、Windows 7 と Windows 10(32 ビット /64 ビット)に対応した。

※2 公的個人認証サービス利用者クライアントソフト:公的個人認証サービスを利用した手続きなどを行う際に、マイナンバーカード(IC カード)に記録された電子証明書を利用するためのソフトウェア。パソコンと IC カードリーダライタ、もしくはスマートフォンを IC カードリーダライタとしてサービスを利用できる。

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