業務上のChatGPT使用率とセキュリティ意識調査
株式会社ラディカルサポートは、全国2000名の会社員を対象に「ChatGPTのセキュリティに関する意識調査」を実施した。
ChatGPTの使用率・情報漏洩などのセキュリティ対策など、包括的な調査となった。
■アンケート調査概要(事前調査)
- 調査対象:25歳〜65歳の男女
- 質問数:1問(「あなたはChatGPTを業務上で使用したことがありますか?」)
- 調査期間:2023年05月29日 ~ 2023年05月29日
- 有効回答人数:2,000名
- 調査方法:WEBアンケート
■アンケート調査概要(本調査)
- 調査対象:上記事前調査のうち「ChatGPTを業務で使ったことがある人」と回答のモニター
- 質問数:2問
- 調査期間:2023年06月09日 ~ 2023年06月09日実施
- 有効回答人数:100名
- 調査方法:WEBアンケート
■調査結果のサマリー
・ChatGPTを業務で使用したことがある人は全体の78.9% ・ChatGPTを業務で使用したことがある人のうちセキュリティに対して注意を払っている人は62.0% ・ChatGPTの業務上の使用における社内ルールがある会社は73.0% |
事前調査について
本調査の前段階の調査として1000人を対象として、以下のアンケートを実施した。
- あなたはChatGPTを業務上で使用したことがありますか?
アンケートの結果、以下の通りの結果になった。
【「あなたはChatGPTを業務上で使用したことがありますか?」に対する回答結果】
本調査について
続いて、事前調査にて「使用したことがある」と回答したうちの100人を対象として以下の2つのアンケートを実施した。
- ChatGPTを業務で使用する際にセキュリティについて注意していますか?
- ChatGPTの業務での使用について、会社でのルールはありますか?
「1.ChatGPTを業務で使用する際にセキュリティについて注意していますか?」の調査結果は以下の通り。
「2.ChatGPTの業務での使用について、会社でのルールはありますか?」の調査結果は以下の通り。
ChatGPTの業務上での使用におけるセキュリティ意識が高い企業が大半を超えている
今回の調査結果より、25歳から65歳までの男女2,000名を対象に行った事前調査では、全体の10.7%がChatGPTを業務で使用した経験が明らかになった。
一方、業務でのChatGPT利用者のうち62.0%がセキュリティへの注意を払っていることが分かった。また、ChatGPTの業務利用について社内ルールが設けられている企業は73.0%に上った。
これらの結果から、ChatGPTの業務利用が進む一方で、その適切な活用と管理に向けた意識が高まっていることを示している。
業務でChatGPTを活用するにあたっては、セキュリティに十分な注意を払うことが重要。特に、機密情報を取り扱う際にはその保護を最優先に考えるべきであろう。
また、AIとの対話内容がどのように保存・管理されるのか、どの程度のアクセス権があるのかを把握し、これらを社内ルールとして明確にすることが求められる。
ChatGPTを安全に利用するための一般的なアドバイスとして、社内での利用ガイドラインを設けることが推奨される。
これは、必要な情報の共有と適切な利用を保証するための手段となる。また、不適切な利用を防ぐため、AIの機能と能力を理解した上で使用することが求められる。
興味深いことに、ChatGPTの可能性に目を向け始めている企業や個人は多いということが調査から読み取れる。
ラディカルサポート株式会社は、ChatGPTの活用セミナーを定期的に開催している。これにより、参加者がChatGPTの業務利用をより理解し最適な利用法を学ぶことが可能である。
業務でのAI活用がますます進む中、セキュリティへの意識と正しい活用方法の理解がより重要となっていまる。
【無料】ChatGPTビジネス活用セミナー
https://www.radical-support.jp/seminar/ai_seminar
出典:PRTimes 【ChatGPTから情報漏洩?】業務上のChatGPT使用率とセキュリティ意識調査を実施