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JNSA2023年度の情報セキュリティ市場は1兆4983億円へ 2022年 国内情報セキュリティ市場調査報告書を公開

NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は2004年度から2009年度まで経済産業省委託事業として、2010年度からはJNSA独自の事業として、セキュリティ市場調査WGが調査業務を引き継ぎ、現在まで継続実施している。

調査内容は国内における情報セキュリティに関するツール、サービスの提供を行う事業者を対象とし、推定市場規模データの算出、集計、調査、分析を行い、成果物として毎年公開している。2019年度より、近年の国内情報セキュリティ市場の変化を鑑み、セキュリティ区分、調査内容の見直しを行い【新分類】の成果物として公開した。

2022年度も、引き続き【新分類】の調査様式で市場調査を行った。これまで15年以上の歴史ある調査を継続しながら、国内情報セキュリティ産業の変遷を捉え、未来の予測に活用できる成果物の提供を目的としている。

調査結果によると、2021年度は情報セキュリティツール市場が7,686億円、情報セキュリティサービス市場が5,636億円で、全体では13,322億円となった。JNSAでは「近年、情報セキュリティツール市場も拡大しているが、ツールに付随するサービスも拡大しており、2022年以降、サービスの割合が高まると予想される」としている。情報セキュリティツール市場は、「エンドポイント保護管理製品」「ネットワーク防御・検知/境界線防御製品」「コンテンツセキュリティ対策製品」「アイデンティティ・アクセス管理製品」で分析がされているので、詳細は報告書を参考にしてほしい。

そして、全体は2021年度の13,322億円から年に5%以上の成長を続け、2023年度は14,983億円までとなると予測されている。

詳細は、以下のレポートから。
2022_securitymarket.pdf (jnsa.org)

参考:2022年 国内情報セキュリティ市場調査報告書

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