「メタバースセキュリティガイドライン第2版」を公開
一般社団法人メタバース推進協議会は、一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会、一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会と連携し、2023年2月に一部公開をした「メタバースセキュリティガイドライン」の第2版を発表した。
メタバース推進協議会は、”人間本来の暮らし方“日本人の生活文化の醸成、継承など、生活者主体の視点で、日本独自の生活文化プラットフォームをメタバースで創り育てることを目指すことを理念とし、2022年6月よりメタバース推進協議会内に設置したセキュリティ分科会において、JSSEC、SIOTP協議会を中心に、各分野の専門家で議論を重ね、メタバースに関わるバリューチェーンを網羅的に整理し、ユースケースからセキュリティ課題を抽出し、その対策・運用を協議してきた。
総務省と経済産業省にもオブザーバーとしてご参加し、さまざまなご意見を頂戴し、そのアウトプットとして発表するのが「メタバースセキュリティガイドライン第2版」である。
本ガイドラインは、ユーザー/プラットフォーム事業者/コンテンツ事業者などの、メタバースに関わる全ての関係者に対して、情報セキュリティや利用環境上の課題と解決策を解説するとともに、安心安全にメタバースを利用・運用するために必要な要件を示す。
さらには、本ガイドラインをベースに安心安全なメタバースプラットフォームを対象に、ガイドラインに記載される要件との適合性を検査し、認証する「メタバースセキュリティ認証制度(仮)」も検討し、皆様のご意見を伺いながら推進していく。
メタバース推進協議会 セキュリティ分科会では、「メタバースセキュリティガイドライン」の普及を推進することにより、我が国のみならず国際的なメタバースの安心安全社会の実現に向けて貢献する。
▼メタバースセキュリティガイドライン(第2版)目次
1.ユーザー 1-1デバイス情報・個人情報の登録 1-2本人確認・本人認証 1-3決済情報の登録 1-4アバターの作成 1-5仮想空間へのアクセス 1-6仮想空間内での消費活動 1-7仮想空間内でのコミュニケーション 1-8仮想空間内での生産活動 2.コンテンツ(サービス) 2-1コンテンツの設計・制作 2-2ユーザーへの販売 2-3ユーザーによる利用 3.コンテンツ(アバター) 3-1アバター設計・制作 3-2ユーザーによる利用 4.コンテンツ(空間) 4-1空間設計・制作 4-2 空間へのデータ残留 4-3 空間内での体操デザイン 4-4ユーザーにより利用 5.プラットフォーム 5-1プラットフォームの設計・制作 5-2プラットフォーム間のインターオペラビリティ 5-3プラットフォームの提供 6.デバイス(一部作成中) 6-1デバイスの設計・制作 6-2ユーザーによる利用 7.インフラ(検討中) 7-1通信回線の接続 7-2通信回線の利用 8.デベロッパーサポート(検討中) |
▼ダウンロードはこちら
https://jmpc.jp/wp-content/uploads/2023/12/3e4a2185cd0ac97ffef6fad9b20c2cfc.pdf
【問い合わせ先】
●一般社団法人メタバース推進協議会 事務局
担当:小水(こみず)
メール:jimu@jmpc.jp
https://jmpc.jp/
●一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会 事務局
担当:田上(たがみ)
メール:press@jssec.org
https://www.jssec.org/
●一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会 事務局
担当:白水(しろうず)
メール:contact@secure-iot.org
https://www.secureiotplatform.org/
出典:SIOTP協議会 安心安全なメタバース空間の実現のため 「メタバースセキュリティガイドライン第2版」を公開