総務省 「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会」を開催
総務省は、デジタル空間における情報流通に伴う様々な諸課題について、制度整備を含むその対処の在り方等を検討するため、「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会」を開催する。
1 目的
デジタル空間において、誹謗中傷をはじめとする違法・有害情報の流通は依然深刻な状況であり、また、生成AI等の新しい技術やサービスの進展及びデジタル広告の流通に伴う新たなリスクなど、デジタル空間における情報流通に伴う様々な諸課題が生じています。
デジタル空間における違法・有害情報の流通については、第213回国会において改正された「特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律(平成13年法律第137号。以下「情報流通プラットフォーム対処法」という。)」により、大規模なプラットフォーム事業者に対して削除対応の迅速化及び運用状況の透明化に係る措置が義務付けられることとなりました。同法の着実な運用を含め、今後更なる取組が期待されるところです。
こうした現状を踏まえ、デジタル空間における情報流通に伴う様々な諸課題について、制度整備を含むその対処の在り方等を検討するため、「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会」を開催します。
2 検討事項
(1)情報流通プラットフォーム対処法の施行及び運用に関する事項
(2)デジタル空間における情報流通に係る制度整備に関する事項
(3)デジタル広告の流通を巡る諸課題への対処に関する事項
(4)その他
3 構成員
別紙のとおり。
4 スケジュール
令和6年10月10日(木)に第1回会合を開催し、以降、順次開催予定です。
開催案内は、総務省ホームページに掲載します。
出典:総務省 報道資料 「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会」の開催