「データ被害時のベンダー選定チェックシート」を公開
昨今、ランサムウェアによってファイルが暗号化されるインシデントなど、サイバー攻撃によって組織のデータに影響が及ぶ事態が発生している。
データの暗号化やデータが消失された組織はデータを元の状況に戻すために、データ復旧事業者に依頼する場合がある。しかしながら、データ復旧を行う事業者が「復旧率」の解釈を都合よくしている場合や、対応費用、契約などを巡ってトラブルが発生しているケースが増えている。
そこで、日本のサイバーセキュリティを支える、一般社団法人日本データ復旧協会、特定非営利活動法人デジタル・フォレンジック研究会、特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会、一般社団法人日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会、一般社団法人ソフトウェア協会の5団体は、「データ被害時のベンダー選定チェックシート」を合同作成し、公開した。
組織がデータの復旧を依頼する前の事業者選定から契約の段階で活用する、チェックシートを用いることによって適切に事業者の選定が行えるようになる。
データ被害時のベンダー選定チェックシートはこちらよりダウンロードができる
出典:PRTIMES 「データ被害時のベンダー選定チェックシート」を日本のサイバーセキュリティを支える5団体が合同作成し公開