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【東芝】製造業のDX推進に不可欠、サプライチェーンセキュリティの勘所を読む――DX Security Week「Live」

現在、多くの企業が、将来の成長・競争力強化のために、デジタルトランスフォーメーション(DX) の取り組みを進めつつあります。しかし、IoTやAIなどのテクノロジー面の話題が先行し、ビジネスモデルの具体像をどう描けばよいのか、自社が保有する差別化・優位性はどのように発揮すればよいのか、他社との連携はどのように実現すればよいのかなど、進むべき方向と進め方に悩む企業や実務者は依然多いと考えられます。

2018年に東芝は「世界有数のCPS(サイバー・フィジカルシステム)テクノロジー企業をめざす」ビジョンを発表しました。今後CPSの社会実装を実現していく際には、システムの提供者となりうるプレイヤーや、想定される利用者を含めた関係する多様なステークホルダーが関与する形で進めることが重要と考えています。

この際に大事なことは、多くのステークホルダーが簡単につながるための全体の見取り図となるアーキテクチャー(リファレンスアーキテクチャー)です。このアーキテクチャーに準拠することで、自社の技術や製品・サービスだけでは足りないものを、他のプレイヤーの技術や製品・サービスと組み合わせられるようになり、顧客の業界だけでなく、業界横断、そして社会全体の経験価値を上げていくことができます。一方で、皆がつながる世界だからこそ、どこかにセキュリティの脆弱性があるとつながっているすべての企業に影響を与えてしまいます。そのため、セキュリティの観点は企業の大小にかかわらず一層重要になってきます。

DXを実現するときは顧客の経験価値という視点で考えることが重要です。その上で、デジタル化によって生じ得るリスクを下げるための仕組みも不可欠です。今後、社会のデジタル化の進展により、ネットワークだけでなく生み出されるデータも含めた安全性、信頼性を確保し、どのように活用できるようにするかということが考慮されなければなりません。

このインタラクティブセミナーでは、DX の実現において重要となるステージや、様々なプレイヤーがつながる場を支える「リファレンスアーキテクチャー」、新型コロナが製造業のデジタル化の取り組みにもたらす影響などについてもお話しします。

講演タイトル:「ニューノーマル時代における製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)」

講演団体:株式会社東芝

登壇者:株式会社東芝 デジタルイノベーションテクノロジーセンター チーフエバンジェリスト 福本 勲(ふくもと いさお)氏

日 程:2021年 3月2日(火曜日)13:00~14:00

会 場:Teamsライブを利用したオンラインイベントです。お申し込みの方に事前に招待メールをお送りします。

参加費用:無料:お申し込みは当日3月2日の12:00までとさせていただきます

お申込み:下記よりお申込みください

主 催:ジャパンセキュリティサミット実行委員会

【講師プロフィール】

中小企業診断士、PMP(Project Management Professional)

早稲田大学大学院修士課程(機械工学)修了。東芝に入社後、製造業向けSCM、ERP、CRMなどのソリューション事業立ち上げやマーケティングに携わり、現在はインダストリアルIoT、デジタル事業の企画・マーケティング・エバンジェリスト活動などを担うとともに、オウンドメディア「DiGiTAL CONVENTiON」の編集長をつとめる。また、企業のデジタル化(DX)の支援/推進を行う、株式会社コアコンセプト・テクノロジーのアドバイザーもつとめている。

主な著書に『デジタル・プラットフォーム解体新書』、『デジタルファースト・ソサエティ』(いずれも共著)がある。主なWebコラム連載に、ビジネス+IT(SBクリエイティブ)の『第4次産業革命のビジネス実務論』、Treasure Data PLAZMAの『福本 勲の「プラットフォーム・エコシステム」見聞録』がある。その他Webコラムなどの執筆や講演など多数。

ライブ配信は終了しました。

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