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欧州規格 ETSI EN 303 645 V2.1.1 (2020-06)の翻訳の公開

独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)は、国内のIoT機器と関連サービスのサイバーセキュリティ確保の支援を目的に、ETSI(脚注1)(European Telecommunications Standards Institute:欧州電気通信標準化機構)が2020年6月に発行した欧州規格「ETSI EN 303 645 V2.1.1 (2020-06)」を翻訳し、ETSIとの契約の下でIPAのウェブサイトにて公開した。

(脚注1)ETSI:1988年に設立された機関。欧州の規格協会(European Standards Organization)であり、本部所在地は、フランスのソフィア・アンティポリス。ETSIは、ICTに対応したシステム・アプリケーション・サービスのためのグローバルな規定のタイムリーな開発・批准・試験をサポートしている。

ETSI EN 303 645 V2.1.1 (2020-06)とは

「ETSI EN 303 645 V2.1.1 (2020-06)」は、すべての民生用IoT機器に適用される一連の基本的なサイバーセキュリティに関する規定を提供する欧州規格。

「ETSI EN 303 645 V2.1.1 (2020-06)」は、ネットワークインフラ(インターネットやホームネットワークなど)に接続される民生用IoT機器と、その関連サービスとのやりとりに関する高レベルのセキュリティ及びデータ保護規定を規定している。

今回公開した翻訳は、日本国内のIoT機器の開発・製造に関わる各種事業者のみならず、IoTを活用したシステムに関わる事業者や、又その利用者によるサイバーセキュリティ対策の参考ともなるもの。

IoTを活用する皆さんのサイバーセキュリティレベル向上にぜひお役立ててほしい。

資料のダウンロード

■ETSI EN 303 645 V2.1.1 (2020-06) サイバーセキュリティ技術委員会(CYBER); 民生用IoT機器のサイバーセキュリティ: ベースライン要件 [翻訳版]
 (PDFファイル 2.8MB)

翻訳原文(英語)
※フランスETSIのサイト
■ETSI EN 303 645 V2.1.1 (2020-06) CYBER; Cyber Security for Consumer Internet of Things: Baseline Requirements [English]
 (PDFファイル 0.9MB)

詳細:出典 IPA 欧州規格 ETSI EN 303 645 V2.1.1 (2020-06)の翻訳の公開

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