NISC サイバーセキュリティ関係法令Q&AハンドブックVer2.0を公開
内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、サイバーセキュリティ対策において参照すべき関係法令をQ&A形式で解説する「サイバーセキュリティ関係法令Q&Aハンドブック」(以下「本ハンドブック」)を作成しており、このたびVer2.0を公開した。
Ver2.0は、令和5年9月に、サイバーセキュリティを取り巻く環境変化、関係法令・ガイドライン等の成立・改正を踏まえ、項目立て・内容の充実、更新を行い改訂されたもの。
2021 年 9 月に閣議決定された「サイバーセキュリティ戦略」に掲げる「Cybersecurity for All~誰も取り残さないサイバーセキュリティ~」実現の一助として、本ハンドブックが「法令への理解を深めたい方々の手元に置かれ、日々の業務に活かされれば、関係者一同にとって望外の喜びであり、我が国のサイバーセキュリティは向上していくものと確信している」としている。
企業における平時のサイバーセキュリティ対策及びインシデント発生時の対応に関する法令上の事項に加え、情報の取扱いに関する法令や情勢の変化等に伴い生じる法的課題等を可能な限り平易な表記で記述されている。
本ハンドブックは次の 3 つの特徴を持っている
・サイバーセキュリティに関連すると思われる法令を、なるべく広範に網羅するよう努めた。
・経済産業省所管の範囲をカバーするだけでなく、関係省庁の協力を得て幅広く関連事項を収録。これらの法令の最新版を集めたこと。
・ソフト・ローを収録したことから、「法令」だけでなく、その「解説」をも重視したこと。
「サイバーセキュリティ関係法令Q&AハンドブックVer2.0」は、下記より入手が出来るので、是非確認をして欲しい。
サイバーセキュリティ関係法令Q&AハンドブックVer2.0(令和5年9月)
出典:NISC 関係法令Q&Aハンドブック