IPA デジタル庁の共管によるデジタル基盤推進の強化について
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、これまで、経済産業省所管の独立行政法人としてアーキテクチャ設計やデジタル基盤の提供、デジタル人材の育成、サイバーセキュリティの確保等を推進してきたが、このたび、データ連携促進等の観点から、新たにデジタル庁が共管となったと発表した。
概要
IPAは、経済産業省所管の独立行政法人としてデジタル技術の利用促進を通じ、国民の豊かな暮らしの実現に向けて貢献している。
昨今、社会のデジタル化が急速に進み、基盤としての「データ」の重要性が高まり、そして、社会の複雑化が進むとともにデータの連携が進み、AIの技術変革がその動きを加速している。
そうした中で、相互運用性やデータ主権の確保は今後の社会には不可欠であり、データ標準化を核とした取り組みが欠かせないものになっている。
こうした環境変化に対応するため、新たにデジタル庁が共管として加わることで、IPAの機能を強化し、データ標準やデジタル基盤等の技術の専門性と体制の拡充を進めるとともに、国際的な連携を推進していくとしている。
出典:IPA デジタル庁の共管によるデジタル基盤推進の強化について