IPA Microsoft 製品の脆弱性対策について
2025年4月9日(日本時間)に Microsoft 製品に関するセキュリティ更新プログラム(月例)が公表されている。
これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了する、攻撃者によってパソコンを制御される、といった様々な被害が発生するおそれがある。
この内 CVE-2025-29824 の脆弱性について、Microsoft 社では悪用の事実を確認済みと公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、至急、更新プログラムを適用してほしいとしている。
対策
1.脆弱性の解消 -更新プログラムの適用
セキュリティ更新は通常自動で行われます。Windows Updateを通じて、セキュリティ更新プログラムや重要な更新が自動的にダウンロードされインストールされる。
また、更新管理を行っている組織はMicrosoft社のセキュリティ更新プログラム (月例)の情報を参照の上、早期に更新の展開すること。
Windows Updateから更新プログラムを確認が可能である。また、更新プログラムの適用は再起動が必要になることがある。
Windows Updateの利用方法については以下のサイトを参照のこと。
参考情報
- 2025年4月のセキュリティ更新プログラム (月例)
- CVE-2025-29824 | Windows 共通ログ ファイル システム ドライバーの特権の昇格の脆弱性
- 注釈:閲覧には利用規約への同意が必要な場合があります。
- セキュリティ更新プログラムガイド
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- サイバーセキュリティ注意喚起サービス「icat for JSON」
- Web コンテンツ内に HTML タグを記載することで、IPA から発信する「重要なセキュリティ情報」をリアルタイムに自組織内の Web サイト上などに表示できます。脆弱性対策の促進にご活用ください。
注釈:追記すべき情報がある場合には、その都度このページを更新する予定です。