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1,000名の情シス担当者に聞いた「IT資産管理ツールのクラウド化実態調査 2025年版」を発表

エムオーテックス株式会社(以下MOTEX)は、企業・組織における情報システム担当者 約1,000名を対象に実施した「IT資産管理ツールのクラウド化実態調査 2025年版」を発表した。

MOTEXは、IT資産管理ツール「LANSCOPE エンドポイントマネージャー」の提供を通じて、日々企業から寄せられるクラウド移行に関する相談を背景に、本調査を実施。前回2023年に続くもので、IT資産管理のクラウド化動向や、選定・導入に関する企業の意識を明らかにしている。

IT資産管理ツール、すでに約6割が導入済み

まず、社内PCに関する情報をIT資産管理ツールなどで管理しているかを尋ねたところ、「既に導入している」との回答が57.6%と最も多く、「導入を予定・検討している」(25.4%)を加えると、8割以上の企業で導入済または導入意向があることが分かった。一方で、「現在は予定も検討もしていない」(10.2%)、「今後も予定はない」(6.8%)とする回答も一定数見られた。

この結果から、多くの企業がPC管理の必要性を認識しており、導入の方向にあることが示されている。

導入理由は「PC管理業務の効率化」が最多

IT資産管理ツール導入の背景については、「PC管理業務の効率化」が497件と最多。以下、「システム管理担当の負担軽減」(440件)、「メンテナンス・問題検出の自動化」(343件)、「内部不正の抑止」(291件)、「属人化の回避」(209件)と続いた。

PC管理業務における台帳作成や棚卸し作業などの負担軽減、さらには情報漏洩対策としてもIT資産管理ツールが導入されていることが分かる。

クラウド型ツールの導入・検討は89.7%に上昇

「導入(予定・検討含む)しているIT資産管理ツールはオンプレミスかクラウド型か」という質問に対し、「クラウド型を導入・検討している」と回答した割合は89.7%に達し、クラウド型が主流になりつつあることが示された。

クラウド型を採用する理由としては、リモートワーク環境との親和性、システム更新の自動化、初期投資の軽減、セキュリティ面の向上などが背景にあると考えられる。

また、2023年の調査と比較しても、PCをIT資産管理ツールで管理している企業は6.7%、クラウド型ツールの導入・検討企業は8.4%増加しており、クラウドシフトの流れが一層顕著になっている。

課題・選定要件・ログ活用など多角的に調査

本調査ではその他にも、クラウド型IT資産管理ツールの導入形態、クラウド化における課題、選定時に重視する要件、取得した操作ログの活用方法、ログ保存期間、社内スマートフォンの管理状況などについても質問がなされている。

こうした項目は、これからクラウド型IT資産管理ツールの導入を検討する企業にとって有益な指針となるものであり、調査資料にはその詳細が網羅されている。


調査概要

  • 調査期間:2025年1月30日〜2月3日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 対象者:企業・組織に所属し、PC管理を担う情報システム担当者
  • 調査人数:1,020名(うち従業員規模300名未満302名、300〜1,000名未満413名、1,000名以上305名)
  • 実施機関:株式会社PRIZMA(モニター提供元:PRIZMAリサーチ)

詳しい調査結果やグラフ、数値データを含む資料は、MOTEXのWebサイトにて無料でダウンロード可能である。
ダウンロードはこちら https://www.lanscope.jp/endpoint-manager/form_documents/ITAMtool_cloud_survey_2025_pr/

出典:PRTimes 情シス1,000名に聞いた!「IT資産管理ツールのクラウド化実態調査」2025年版を発表

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