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ワンビ 「Government MDMポータル」を公開

― 自治体 DX と端末セキュリティの最新情報をワンストップで提供―

背景:公共部門の DX 加速と高まる端末リスク

行政手続きのオンライン化や災害対応の迅速化を背景に、政府機関・地方自治体・教育機関など公共部門のデジタル化が急速に進んでいる。しかし一方で、端末資産管理の複雑化、アプリの不適切利用、紛失・盗難を起因とする情報漏えいリスクが深刻化しており、強固な端末管理とセキュリティ対策の整備が急務となっている。公共機関には高度なセキュリティ基準と運用要件を満たす統合的な端末管理が求められる。

Government MDMポータルとは

ワンビ株式会社は、自治体 DX 推進とセキュリティ対策を支援する情報発信サイト 「Government MDMポータル」 を 2025 年 7 月 15 日に公開した。同ポータルは、自治体・教育機関が安心してモバイル端末を活用できるよう、DX とセキュリティに関する最新情報を継続的に提供する。

主な提供内容

  • DX・セキュリティ最新情報の発信
  • 自治体の課題を現場視点で解説
  • 入札・製品選定にそのまま使える情報
  • メールマガジンによるタイムリーな更新通知

加えて、将来的にガイドライン解説やモバイル端末導入仕様書テンプレートのダウンロード機能も提供予定であり、最新要件に基づくセキュリティ対策を容易に実施できるよう支援する。

公共機関が直面する具体的課題

項目課題必要な対策
端末資産管理テレワーク普及で「誰が・どこで・何を利用」が把握困難端末情報を一元管理し可視化
アプリ制御私用アプリ・未許可クラウド利用が情報漏えいリスクを増大インストール済みアプリ管理と業務アプリ配布制限
紛失・盗難対策持ち出し端末の紛失による漏えいリスク紛失時を想定した遠隔対策が不可欠

今後の展開

ワンビはポータルを通じ、

  • 自治体 DX 実現の具体的ステップ
  • MDM を活用した情報漏えい対策・リスクマネジメント
  • 現場職員の負担軽減に寄与する活用事例

など、有益な情報とソリューションの提供を継続する計画である。

意義

Government MDMポータルは、ISMAP や総務省ガイドラインの要件に準拠した端末管理の考え方を提示し、ガバナンス・セキュリティ・効率性を同時に実現する公共機関向けプラットフォームとなる。デジタル行政・教育の基盤づくりを支える情報ハブとして期待される。

出典:PRTimes 自治体のDX推進と情報セキュリティ対策を支援するポータルサイト「Government MDMポータル」公開

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