第22回「情報セキュリティ文化賞」受賞者を発表
日本マイクロソフト 垣内由梨香氏ら5名を選出、特別賞に村井純氏
情報セキュリティ大学院大学は、第22回「情報セキュリティ文化賞」の受賞者5名を決定したと発表した。表彰式および受賞記念講演は、2026年3月6日(金)に東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2026」(主催:日本経済新聞社)の公式プログラムとして実施される。
「情報セキュリティ文化賞」は、我が国の情報セキュリティ分野の発展に顕著な貢献を果たした個人を顕彰する目的で、同大学が2005年に創設した表彰制度。情報セキュリティに対する社会的関心を高めるとともに、自治体や企業などで中核を担う人材の育成につなげることを目的としている。
第22回の受賞者(五十音順)
今回の受賞者は、産学官の幅広い分野で情報セキュリティ文化の形成・発展に寄与してきた以下の5名。
- 伊東 寛 氏
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)主席研究員
陸上自衛隊におけるサイバー防衛体制の構築、経済産業省およびIPAでの高度人材育成施策、NICT副CISOとしての組織的セキュリティ改善などを通じ、官民・産学官連携の中核として長年にわたり貢献。 - 垣内 由梨香 氏
日本マイクロソフト株式会社 カスタマープロテクションチーム リスクマネージャー
日本語環境特有の脆弱性対策やIPA、JPCERT/CCとの連携による地域特化型セキュリティ対策を推進。さらに教育・政策・人材育成分野で産学官を結ぶ活動を展開し、情報セキュリティ文化の基盤強化に寄与。 - 古川 佳和 氏
大阪商工会議所 経営情報センター次長
中小企業向けサイバーセキュリティ対策の社会実装を牽引。実証実験による課題提起が「サイバーセキュリティお助け隊サービス」創設につながるなど、現実的かつ持続可能な支援モデル構築に貢献。 - 古田 朋司 氏
一般社団法人 日本自動車工業会 ICT部会 サイバーセキュリティ分科会長
トヨタ自動車におけるグローバルなセキュリティ戦略推進に加え、自動車産業全体のサプライチェーンセキュリティ強化、人材育成、官民連携を通じた制度設計に貢献。 - 森 達哉 氏
早稲田大学 理工学術院 教授
オフェンシブセキュリティを中心とした先進的研究を国際的に牽引。学術界での顕著な研究成果に加え、政策立案や学会運営を通じて研究・教育・社会実装を横断的に推進。
特別賞に村井純氏、情報セキュリティ文化の成熟を記念
また、今回の表彰では、「情報セキュリティ文化賞」制定および個人情報保護法全面施行から20年を迎える節目にあたり、第22回記念「情報セキュリティ文化賞特別賞」を新設。インターネットと情報セキュリティ分野の発展において、産学官公にわたり多大な影響力とリーダーシップを発揮してきた村井 純 氏(慶應義塾大学特別特区特任教授 / 名誉教授)が受賞者に選ばれた。
表彰式・受賞記念講演の概要
表彰式および記念講演は以下の要領で実施される。
- 日時:2026年3月6日(金)14:00~15:40
- 会場:東京ビッグサイト 東7ホール 会場内ステージ
- 内容:
・主催者挨拶(情報セキュリティ大学院大学 学長 桑名栄二氏)
・表彰式
・受賞記念講演・パネル討論
テーマ:「進化するサイバー攻撃 VS セキュリティ集合知
~サプライチェーンレジリエンス強化と産学官連携~(仮)」
コーディネーター:日本経済新聞社 編集委員 須藤龍也氏
