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デロイトと明治安田のサイバーセキュリティ協業の全貌

保険業界における実践的セキュリティ人財モデルの確立を目指す

デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ サイバー合同会社(以下、DTCY)と明治安田生命保険相互会社(以下、明治安田)は、サイバーセキュリティ管理態勢の高度化に向けた包括的協業契約を締結したと発表した。契約期間は2026年4月から2030年3月までの4年間を予定している。

本協業は、近年深刻化するサイバー攻撃の増加やAIをはじめとするデジタル技術の進展、そして慢性的なサイバーセキュリティ人財不足といった社会課題を背景に、高度なセキュリティ人財の育成と先進的な対策推進を同時に実現することを目的としている。

「デロイト トーマツ サイバーアカデミー」を活用した人財育成

協業の中核となるのが、DTCYが提供する人財育成プログラム「デロイト トーマツ サイバーアカデミー」の活用だ。明治安田では、マネジメント領域およびテクニカル領域の双方において、最新の知識・スキルを体系的に習得できる育成環境を構築する。

座学や実機演習に加え、DTCYの実際の活動現場におけるインシデント対応など、実践的なトレーニングを通じて専門人財のレベルを最先端に維持する点が特徴で、保険業界においては先進的な取り組みといえる。

組織的・技術的対策を含めた管理態勢の高度化

人財育成にとどまらず、両社は最新のサイバー攻撃動向の把握や先進技術の導入を通じ、組織的・技術的なセキュリティ対策を強化する。DTCYは、人財育成プログラムの提供に加え、人員配置計画やスキル評価を含む包括的な人財管理の仕組みを伴走型で構築・運用していく方針だ。

業界横断的な人財育成モデルの展開も視野に

DTCYは、本協業を通じて金融・保険業界で培われる実践的なサイバーセキュリティの知見やノウハウを深化させ、業界特有の課題解決に資する人財育成モデルの確立を目指す。将来的には、金融・生保業界にとどまらず、より幅広い業界・分野への展開を通じて、社会全体のサイバーセキュリティ強化に貢献するとしている。

経営主導でサイバーセキュリティ対策を推進してきた明治安田と、専門性を有するDTCYの協業は、「人」を起点としたセキュリティ強化の一つのモデルケースとして注目されそうだ。

出典:デロイト トーマツ、明治安田とサイバーセキュリティ領域における包括的協業契約を締結

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