サイバーセキュリティ四方山話 番外編
動画で学ぶサイバーセキィリティ その1
JAPANSecuritySummit Updateの人気コーナー、サイバーセキュリティ四方山話の動画版を3回に分けてお送りする。
2021年5月にスタートした当コーナー。サイバーセキュリティの基礎が学べ、多くの読者から評価されており、復習のために読み返すということをされている人も多いようだ。ただ、現時点で、すでに18本の記事が公開されており、今からすべて読み返すのはちょっと大変、もっと簡単に学べないかといった人もいるであろう。
そういう人のために、動画版にして提供させていただく。
といっても、すべての記事を動画にしたというのではなく、筆者の中村氏が山口県で行ったセミナー動画である。このセミナーは、当コーナーに沿った内容でおこなわれているので、安心してほしい。
まずは動画を視聴いただき、全体の流れを再確認し、必要に応じて、特に気になるところを記事で確認することをお勧めする。
さて、さっそく、第1回を紹介する。第1回は、アイスブレイクと“サイバーセキュリティとは”という導入部である。
アイスブレイクでは、サイバーセキュリティ四方山話の筆者である中村氏が所属するSYNCHRO社がなぜ山口県に拠点を構えたかと中村氏の経歴などが紹介されている。
サイバーセキュリティ四方山話を執筆する中村氏はいったいどういう人なのか、なぜこのコーナーを担当しようと考え方など興味がある方も多いのではないだろうか。
アイスブレイク後の実際の講演は、サイバーセキュリティの基礎的な導入部分からの解説である。
年々サイバー攻撃が増えているが、いったいいつ頃から、どれだけ増えているか、どの国から攻撃が来ているか、どこが狙われているかなどが紹介された(詳細はサイバーセキィリティ四方山話 第1話 第2話を参照)。
そして、防御の基本、防壁(Firewall)についての解説に移る。特にネットワークの多段防壁について詳しく解説されている。
サイバーセキュリティに100%はないので、攻撃側に“めんどくさい”と思わせる防御が必要であると中村氏は語った。
防壁の種類としては、Firewall、IPS(不正侵入防止システム)、IDF(不正侵入検出システム)、WAF(Web Application Firewall)があるが、それぞれの役割を理解してのセキュリティ対策が必要となる。
UTM(統合脅威管理)についても解説されているので、「今一つ理解が出来ているか不安」という方は是非動画から確認をして欲しい(記事で読む際はこちら)。
第1回の紹介はここまで。詳しくは、下記の動画を視聴して理解を深めて欲しい。
第2回は、「IP ネットワークの仕組み」についてお送りする。