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セキュアIoTプラットフォーム協議会にてパーソナルデータストア部会を設立
安全に個人のパーソナルデータを保管・流通する仕組みを検討

一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会は、新たな研究部会としてパーソナルデータストア部会を設立したことを発表した。
センサー技術の向上に伴い、個人の医療データ、ライフログ(睡眠、食事、運動などの記録)の利活用に関心が持たれている。今回設立するパーソナルデータストア部会では、それらのデータをスマートフォン、サーバーなどに安全に保管し、本人の意思に基づき、セキュアに流通させる仕組みの標準化に取り組む。2022年4月の個人情報保護法の改正に伴い、個人情報、特に医療データなどセンシティブ情報の取り扱いはより厳格になり、管理の安全性と流通の利便性の両立が不可欠となってきているのが背景。

 当部会の座長にはIoTデータを効率的に格納するコンテナフォーマットの国際標準化(IEC63430)に尽力する広島市立大学田中宏和教授が、副座長には北海道大学発の認定ベンチャー企業である株式会社ミルウスの南 重信社長が務め、以下の企業が参画する。

・サイバートラスト株式会社
・大日本印刷株式会社
・TIS株式会社
・トッパン・フォームズ株式会社
・株式会社ミルウス
・株式会社ラック
・株式会社リーディングエッジ

 2023年の4月をめどに
1.     セキュアにセンサデータを蓄積・管理する仕組みの定義
2.     サービス定義書/制御つきデータコンテナ(IEC63430)の定義
3.     ユーザデータ提供に関する本人同意プロセスの定義
などについて参加企業と取りまとめ、成果物を発表していく。

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