JAPANSecuritySummit Update 2024 年末特集：今年よく読まれた記事トップ10
2024年もサイバーセキュリティに関する重要な情報をお届けしてきました「JAPANSecuritySummit Update」公式サイトで今年公開した記事の中で特に注目を集めたトップ10をご紹介します。
1位 2023年12月版 最速！危険度の高い脆弱性をいち早く解説「脆弱性研究所」第17回
2023年12月に公開された危険度の高い脆弱性を解説する「脆弱性研究所」第17回の記事です。SSHプロトコルの脆弱性「Terrapin Attack」や、UEFIシステムの脆弱性「LogoFail」など、最新のセキュリティ情報を詳しく紹介しています。脆弱性研究所は毎月新しい記事が公開されており、その多くが高い注目を集めています。
2位 2023年サイバー脅威データを公開 ランサムウェア攻撃が前年比33%の急増
2023年のサイバー脅威データを分析し、ランサムウェア攻撃が前年比33%増加したことを報告する記事です。特に小売・卸売業界での攻撃増加や、地域別の被害状況を詳しく解説しています。
3位 2024年第2四半期、サイバー攻撃の頻度が過去2年間で最大に
2024年第2四半期、サイバー攻撃が前年比30%増加し、1組織あたり週平均1,636件に達したことを報告する記事です。特に教育・研究分野が最も多くの攻撃を受け、ランサムウェア被害も増加しています。
4位 業務でUSBメモリを安全に使うために知っておくべきポイント
SpecialEdition「サイバーセキュリティ対策実践講座」第1回の記事で、業務でのUSBメモリ使用時に知っておくべき安全対策を解説しています。情報漏洩防止のための具体的なポイントを紹介しています。
5位 JNSA 「インシデント損害額調査レポート第2版」を公開
日本ネットワークセキュリティ協会（JNSA）が公開した「インシデント損害額調査レポート第2版」を紹介する記事です。サイバー攻撃による企業の金銭的損害や、経営者がセキュリティ対策の必要性を理解するための情報を提供しています。
6位 法規制対応が急務に！ IoT/OTデバイスベンダーの責務を果たすためのセキュリティ対策
JapanSecuritysummit 2024での日本電気（NEC）のセッションレポートです。IoT/OTデバイスベンダーが直面する法規制対応の重要性と、セキュリティ対策の最新動向について詳しく解説しています。
7位 医療機関でのランサムウェア被害事例紹介
医療機関を狙ったサイバー攻撃が増加する中、2023年1月に大阪府内の病院が受けたランサムウェア攻撃により、電子カルテや会計システムが暗号化され、10億円以上の被害が発生しました。本記事では、この事例を含む医療機関のランサムウェア被害事例集を紹介しています。
8位 2024年1月に最も活発だったマルウェアを発表
2024年1月のサイバー脅威動向を報告する記事です。新たなトラフィック配信システム「VexTrio」の活動や、国内外で最も活発なマルウェア「FakeUpdates」の詳細を解説しています。また、ランサムウェアグループ「LockBit3」が最も活動的であることも報告されています。
9位 こんなに効果あり！ Copilot for Securityを中心としたMicrosoftサービスによる運用改善
「JAPANSecuritySummit 2024」のラックのセッションレポートがランクイン。Microsoftの「Copilot for Security」を活用し、セキュリティ運用の全体最適化と継続的な改善を図る取り組みを詳しく解説しています。
10位 ファジングでIoT機器のセキュリティ対策 ～第3回 ソフトウェアテストの新常識：ファジング入門
SpecialEdition「ファジングでIoT機器のセキュリティ対策」シリーズの記事で、ソフトウェアテストの新常識としてファジングの基礎を解説しています。ファジングの歴史や手法、選定ポイント、メリットなどを詳しく紹介し、IoT機器のセキュリティ強化に役立つ情報を提供しています。
2024年を振り返って
今年のランキングでは、サイバー脅威の現状や緊急性の高い脆弱性への対応、法規制に伴うセキュリティ対策など、業界の動向を反映した記事が多くランクインしました。医療分野、AIの活用に関する記事も多くの読者に響いたようです。また、実務に役立つ具体的な情報や事例紹介も広く支持されました。
2025年も、読者の皆様にとって有益な情報をお届けするべく、内容の充実に努めてまいります。
引き続き「JAPANSecuritySummit Update」をどうぞよろしくお願いいたします！
