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ラック、「情報リテラシー啓発のための羅針盤」第3.0版を公開

株式会社ラック(以下、ラック)は、新たな時代のネットトラブルに備えるため、啓発冊子「情報リテラシー啓発のための羅針盤」第3.0版を2026年1月に公開した。2019年の初版発行以降、社会環境やインターネット利用の変化を踏まえて改訂を重ねてきた同冊子は、生成AIの普及や特殊詐欺の増加など、近年の社会環境の変化を反映し、内容の見直しや追加が行われている。

改訂の背景:急速に変化するネット環境

ラックによると、インターネット技術やサービスは年々進化を続けており、特に生成AIは仕事や生活、娯楽など幅広い場面で定着しつつある。一方で、生成AIが誤った情報を生み出し、それが事実として拡散されることで誤った情報が拡散される問題も指摘されている。
さらに、サポート詐欺や特殊詐欺、闇バイトといった金銭に関わるトラブルも深刻化している。単に被害を受けるだけでなく、SNSなどをきっかけに若年層が犯罪の実行役として巻き込まれるケースが増加しており、被害者にも加害者にもならないための知識と判断力の重要性が高まっているとしている。

第3.0版の改訂ポイント①:タイトルの全面見直し

第3.0版では、インターネット上の困りごとを整理した「3分野・37項目」という基本構成を維持しつつ、各インシデントのタイトルを全面的に見直した。
従来の抽象的な表現を改め、読み手が直感的に理解しやすい言葉へ変更した点が特徴である。例えば、「デマ・フェイクニュースを発信すること」は「デマ・フェイクニュース(偽・誤情報)」に、「SNSに起因する犯罪被害」は「SNS(マッチングアプリ等)に起因する犯罪被害」とするなど、具体的なサービスやトラブルの実態が一目で分かるよう工夫されている。

改訂ポイント②:新たな3項目を追加

今回の改訂では、2019年の初版公開以来初めて、新たなインシデントタイトルを追加した点も大きな変更点である。
追加されたのは、「生成AIの不適切利用」「特殊詐欺」「通信販売サイトにおけるトラブル」の3項目である。いずれも近年、社会的関心や被害相談が増加しているテーマであり、時代の変化を反映したアップデートとなっている。

改訂ポイント③:啓発スライド素材の増強

別冊「参考スライド集」では、「羅針盤」の理解を深める図表やイラストが追加され、講座のスライドを制作する際に活用できる素材が拡充された。

利用方法と活用の狙い

「情報リテラシー啓発のための羅針盤」第3.0版は、ダウンロード版として公開されているほか、希望に応じて冊子版の配布にも対応している。
ラックは、インターネットの利便性を享受しながらトラブルを回避するためには、インシデントを知るだけでなく、具体的な対処手順や相談先を把握し、自ら行動できる力を身につけることが重要であるとしている。

情報リテラシー啓発のための羅針盤は以下よりダウンロードが可能である。

本編(第3.0版 2026年1月26日 発行)
情報リテラシー啓発のための羅針盤(PDF 2.2MB)
情報リテラシー啓発のための羅針盤 参考スライド集(PDF 12.5MB)

情報活用編(第3.0版 2026年1月26日 発行)
情報リテラシー啓発のための羅針盤 情報活用編(PDF 4.4MB)

使い方ガイド(第3.0版 2026年1月26日 発行)
情報リテラシー啓発のための羅針盤 使い方ガイド(PDF 6.4MB)

出典:新たな時代のネットトラブルに備え、「情報リテラシー啓発のための羅針盤」第3.0版を公開

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