IPA発表 Microsoft 製品の脆弱性対策について(2024年2月)
概要
2024年2月14日(日本時間)に Microsoft 製品に関する脆弱性の修正プログラムが公表されている。
これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御されたりして、様々な被害が発生するおそれがある。
この内 CVE-2024-21351、CVE-2024-21412 の脆弱性について、Microsoft 社は悪用の事実を確認済みと公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、至急、修正プログラムを適用してほしい。
対策
1.脆弱性の解消 – 修正プログラムの適用
Microsoft 社から提供されている修正プログラムを適用してほしい。
Windows Update の利用方法については以下のサイトを参照のこと。
参考情報
- 2024年2月のセキュリティ更新プログラム (月例)
- CVE-2024-21351|Windows SmartScreen Security Feature Bypass Vulnerability
- 注釈:閲覧には利用規約への同意が必要な場合がある。
- CVE-2024-21412|Internet Shortcut Files Security Feature Bypass Vulnerability
- 注釈:閲覧には利用規約への同意が必要な場合がある。
- セキュリティ更新プログラムガイド
- 注釈:閲覧には利用規約への同意が必要な場合がある。
- サイバーセキュリティ注意喚起サービス「icat for JSON」
- Web コンテンツ内に HTML タグを記載することで、IPA から発信する「重要なセキュリティ情報」をリアルタイムに自組織内の Web サイト上などに表示できる。脆弱性対策の促進にご活用いただきたい。