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90%以上が生成AI固有のセキュリティリスクを懸念するが80%が未対応

株式会社Ridge-i(リッジアイ)は、リッジアイと接点のある大手企業のIT・DX推進担当部門の役職者を対象に、ChatGPTの理解度および業務活用の検討状況に関する実態調査を行った。

 AI・先端技術の活用に積極的な大手企業において、ChatGPTの日常業務外利用は浸透し始めており、業務での活用にむけた検討を始めた企業も少なくない。

一方で、機密情報漏洩や社員の権限に応じた情報セキュリティの担保に対する懸念が強く、またLLM固有のセキュリティリスク対策は、ほとんどできていない実態がわかった。

▼調査レポートの全文ダウンロードはこちら https://forms.gle/BmfQ2VY5vT6Pbmx47

調査概要

  • 調査対象: 先進企業のIT活用やDX推進に関与する部門の担当者・役職者
  • 調査期間: 2023年4月~5月
  • 調査機関: 自社
  • 調査方法: インターネットによるアンケート調査
  • 有効回答数:34社(大手事業会社中心)

調査結果サマリー(一部抜粋)

テクノロジー感度の高い人たちにとって、ChatGPTの日常利用は浸透しつつある

56%が既に日常的に利用を開始しており、事業部長クラスの方がメンバークラスよりも積極的に利用していることがわかった。

また、業務活用の検討状況も40%に上っており、100億円以上規模の企業の約半数が検討もしくは既にトライアル的に活用を始めている

業務活用するために既にトライアルをしている企業は30%存在し、100億円以上の規模の企業の35%は、既にトライアルも始めている実態が見えた。

一方、セキュリティに対する不安は90%近くに上り、大きな懸念が存在している

社内利用を進める上で、機密情報の漏洩対策への関心が高く、気にしている人の割合は94%存在した。不安の内訳を見ると、セキュリティ要件を満たすポリシー作りや情報統制について気にしている人の割合は90%を超え、セキュリティを不安視している企業が多数存在していることがわかった。

今回のアンケート調査では、ChatGPTの想定利用状況や、LLM固有のセキュリティ問題についての認知および対応状況についても聞いている。今回実施した調査レポートの全文が、下記のURLを通してダウンロードが可能である。

▼調査レポートの全文ダウンロードはこちらhttps://forms.gle/BmfQ2VY5vT6Pbmx47

この資料で分かること
・調査結果のKey Findings
・回答者属性
・ChatGPTの認知状況と利用状況
・ChatGPTの業務活用状況
・理解度による不安の種類および活用状況の違い
・LLM特有のセキュリティの認知度および対応状況

リッジアイでは、ChatGPTを活用した情報検索システム (※1) を企業様向けに開発・提供している。今回の調査レポートの結果から、お客様のニーズを理解し、AI技術の安全な導入・活用におけるボトルネック要素の特定と課題解決に取り組む。これにより、企業がAI技術を安全に導入・活用するためのソリューションを提供し、業界・社会全体でのAI活用を推進していく。

※1 :
「企業内のSlackがFAQツールに早変わり!」ChatGPTを活用した企業内の情報検索システムをRidge-iが提供開始  (2023年4月5日付 弊社プレスリリース:https://ridge-i.com/news/3757/?gtp)

出典:90%以上がセキュリティに懸念。生成AI固有のセキュリティリスクを懸念するも80%が未対応

参考記事

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