旭川セキュリティシンポジウム2025、10月開催 ─産官学が集う2日間のセキュリティイベント
北海道中央部・上川地域におけるITおよびサイバーセキュリティ意識の醸成、対策の向上、産官学連携の強化を目的とした「旭川セキュリティシンポジウム2025」が、2025年10月30日(木)・31日(金)の2日間、北海道旭川市の北洋ホールで開催される。主催は旭川セキュリティシンポジウム実行委員会。
同シンポジウムは、安心・安全な地域社会の実現と経済発展・公益の増進に寄与することを目指す取り組みであり、昨年11月にはプレイベントを実施し、北海道内外から125名(関係者込み)が参加した。
基調講演から地域実践事例まで多彩なプログラム
初日の基調講演には、大阪急性期・総合医療センターなど多数のサイバーセキュリティインシデント調査委員を務める大阪大学教授・CISOの猪俣敦夫氏が登壇。二日目には、北海道エアポート株式会社による道内7空港のセキュリティ対策、北海道電力ネットワーク株式会社によるスマートメーター運用事例、株式会社ラックと旭川市が共同で進めるセンサーによる降雪データ収集と活用事例が紹介される。また、北海道警察からは最新のサイバーセキュリティインシデントや国外への情報漏洩の実態について講演が行われる予定である。
開催概要
- 日時
- Day1:10月30日(木)16:00〜19:00(受付開始 15:00)
- Day2:10月31日(金)9:00〜17:00(受付開始 9:00)
- 会場:北洋ホール(北海道旭川市4条通9丁目 旭川北洋ビル8階)
- 参加費:北海道内在住・勤務者 8,000円(税込)、北海道外 10,000円(税込)、北海道内の学生は無料
※8月1日よりチケット発売開始 - 公式サイト:https://asahikawa-security-symposium.jp/
登壇者(予定)
- Day1(10/30)
- 大阪大学 教授・CISO 猪俣 敦夫 氏
- Day2(10/31)
- 北海道警察 旭川方面本部 警備課
- 北海道エアポート株式会社 担当課長 秋山 重幸 氏
- 北海道電力ネットワーク株式会社 グループリーダー 田中 敏雄 氏
- 株式会社ラック MSS統括部 統括部長 又江原 恭彦 氏
なお、会期中は協賛企業による講演・展示ブース、初日夕方には情報交換会も予定されている。