ワンビ、情報漏洩対策ソリューションを発表
〜 ハイブリッドライセンスで導入の柔軟性とコスト効率を両立 〜
遠隔データ消去ソリューションのリーディングカンパニーであるワンビ株式会社は、パソコンの盗難・紛失時における情報漏洩対策製品「TRUST DELETE Zero」を2025年6月2日より販売開始する。
本製品は、従来の複数のセキュリティソリューションを統合した“ハイブリッドライセンス”として設計されており、クラウド版・オンプレミス版の選択が可能なほか、従来製品に比べて最大53%のコスト削減も実現。導入ハードルの大幅な低下を図っている。
導入背景:ハイブリッドワーク時代の情報漏洩対策強化
コロナ禍を経て一般化したハイブリッドワーク環境において、業務の柔軟性が増す一方、パソコンの盗難や紛失などによる情報漏洩リスクも高まっている。ワンビはこれまでに「TRUST DELETE prime+」「TRUST DELETE Biz+」など複数の製品を開発・提供しており、累計75万台以上のモバイルPCに導入実績がある。
しかしながら、クラウド版/オンプレミス版の違いや、PCメーカー別の専用製品が存在することで、企業ユーザーからは「どの製品が自社に合うのか分かりづらい」「ライセンス管理が煩雑」といった課題の声も寄せられていた。今回の「TRUST DELETE Zero」は、そうした現場の声を反映して企画された統合型ライセンスである。
製品概要:機能別に選べる複数製品を一元管理
「TRUST DELETE Zero」は、複数のセキュリティ機能を一括で選択可能なパッケージ型ライセンスであり、以下の製品群を柔軟に組み合わせて運用することができる。
- TRUST DELETE prime+
フルワイプ方式(上書き消去)による確実なデータ抹消、オフライン時対応、スマートフォンからの命令送信、24時間コールセンター対応などを搭載。 - TRUST DELETE Biz パナソニック版Plus
電源OFF状態でもロック・消去が可能。命令はインターネットとSMS双方に対応。 - TRUST DELETE Biz for VAIO® PC
VAIO Secure Wipeを活用した高速SSD消去機能を搭載。 - TRUST DELETE OP
閉域環境向け。ネット接続が制限された環境下でも機能する設計。
いずれも、タイマーロック・ワイプ機能や不正利用対策機能を備えており、セキュリティニーズに応じた細やかな運用が可能である。
分かりやすい価格体系と管理負担の軽減
「TRUST DELETE Zero」は、これまで製品ごとに個別契約が必要だった煩雑さを解消し、運用環境に応じた最適な組み合わせを明快な価格体系で提供する。これにより、製品選定にかかる時間を短縮し、IT部門の負担を軽減するとともに、組織全体のセキュリティ運用を最適化できる点が大きな特長である。
詳しい機能・価格・導入条件については、ワンビ公式のサービス紹介サイトにて案内されている。
サービス紹介サイトはこちら https://www.onebe.co.jp/product/tdzero.html