S&J、国内初の顧客入室可能SOCを開設
S&J株式会社は2026年1月14日、インシデントレスポンスの拠点となるSecurity Operation Center(以下SOC)を開設した。当SOCは、国内完結型の運用体制を採用するとともに、顧客が入室できる体験型の施設として構築されており、模擬訓練やセキュリティ教育、顧客参画型の対策本部運営を可能とする点が特徴である。

インシデントレスポンスを中核とするSOC
サイバー攻撃が企業単体にとどまらず、社会インフラにまで影響を及ぼす重大なリスクとなる中で、S&Jはセキュリティインシデントを起こさせない、または被害を最小限に抑えることを目的にSOCを開設したとしている。
当SOCは、監視やアラート通知にとどまらず、一次対処、影響分析、トリアージ、復旧、再発防止までを担うインシデントレスポンスの中核拠点として機能する。顧客環境を理解したうえでサイバー攻撃の兆候を捉え、初動対応から復旧、再発防止に至るまで支援する体制を整えている。
国内初となる顧客入室型SOC
当SOCは、国内初*となる「顧客が入室できるSOC」として設計されている。顧客は施設見学に加え、実際のランサムウェア被害を基にしたログ分析を通じて、侵入経路や攻撃の特定を行うインシデントレスポンス模擬訓練プログラムに参加できる。
また、最新の脅威動向や顧客の役割に応じたセキュリティ教育も提供されており、技術的な対応に加えて、インシデント発生時の経営判断や事業継続に関する課題改善への貢献も掲げている。
*「国内初」の位置付けは、2025年12月時点の同社調査に基づくものであり、日本国内における「顧客が入室できるSOC」としている。
国内拠点・国内アナリストによる運用体制
当SOCは、S&Jマイスター制度で育成された高度なアナリストによって運用される。国内拠点と国内アナリストによる体制を採用することで、地理的リスクや災害時の影響にも配慮し、事業継続性を重視した運用を実現している。
さらに、国内完結型のSOCとして、経済安全保障の観点にも配慮した強固なセキュリティ基盤を構築している点も特徴とされている。
開設概要と利用方法
SOCの開設日は2026年1月14日で、所在地は東京都港区新橋1-1-1 日比谷ビルディング8Fである。サイバーセキュリティ対策、SOC見学、インシデントレスポンス模擬訓練プログラム、セキュリティ教育については、法人限定で同社ウェブサイトの専用フォームから申し込みを受け付けるとしている。
代表取締役社長コメント
代表取締役社長の三輪信雄氏は、SOCについて「監視する」から「対応する」ことを中核に据えた、従来型から一歩先を行くコンセプトであると述べている。事業継続を脅かすサイバー攻撃が経営課題となる中で、セキュリティの質とレベルは日々高まっており、SOCも進化し続ける必要があるとしている。
また、セキュリティ感度の高い顧客に対し、見学にとどまらず体験を通じて運用や意思決定の具体像を確認してほしい、とコメントしている。
出典:PRTimes S&J、国内完結でインシデントレスポンスの拠点となるSecurity Operation Centerを開設
